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後期研修プログラム
  
カテゴリー : 中規模病院研修プログラム 苫小牧病院
2007-07-28 12:37

住所:〒053-0855 苫小牧市見山町1丁目8番地23(苫小牧駅よりタクシーにて約10分)       TEL 0144-72-3151   FAX 0144-72-4576  E-mail  muraguchi@kin-ikyo.or.jp

■病院の概要
標榜科:内科、整形外科(リハビリテーション科・リウマチ科)
病床数:80床(一般病棟42、回復期リハビリ病棟38)
患者数:外来 1日平均265.1名(内科 159.8、整形外科105.4)
    入院 1日平均79.0名(一般 42.7、回復期リハ36.3)
労災患者件数 月65件程度
平均在院日数:一般病棟15.4日、回復期リハ病棟74.7日
手 術:年間約400件(整形外科)
往 診:管理件数5件、月訪問数約30件
健 診:成人病健診(友の会健診ふくむ) 2,080名、ガン検診 胃201名、大腸1,231名、肺1,737名、企業健診 178企業・886名、学校健診 2校(中・高) 約580名、園児健診 1保育園 約30名    (いずれも06年度)
通所リハビリ:1日平均33.5名(苫小牧病院)
通所介護:1日平均11.5名(沼ノ端デイセンター)
訪問看護:1日平均13.3名 
職員数(非常勤職員ふくむ):     (2007年6月現在)
医 師 常勤9名(内科5、整形外科4)、看護師 81名、介護福祉士11名、看護補助者15名、薬剤師 4名、検査技師 5名、放射線技師 5名、理学療法士 6名、作業療法士 4名、管理栄養士 2名、調理師・員11名、MSW 2名、事務職18名   合計173名(常勤129名、非常勤44名)
施設認定等:◇労災指定病院、◇被爆者一般健診委託、◇結核予防法指定、◇特定疾患治療調査研究委託事業指定、◇生活保護法指定、◇身体障害者福祉法指定、◇障害者自立支援法にもとづく更正医療指定(整形)、◇政府管掌健康保険生活習慣病予防健診委託、◇苫小牧市健診受託医療機関、◇日本整形外科学会認定研修施設、◇日本手の外科学会認定研修施設、◇厚生労働省臨床研修病院(勤医協中央病院病院)研修協力施設(内科)

■苫小牧市について
・苫小牧市は人口17万人で道内5番目の都市です。札幌まで高速で1時間、交通アクセスが良く、ここ数年は、甲子園で2連覇を達成した「駒大付属苫小牧高校」で有名になりました。
・最近は新しい企業の誘致などにより若い人たちが多くなっています。労働者が増加する一方で、高齢化率も高まるという“二極分化”がすすんでいるのが特徴です。労働者の中には「日雇い」など非正規雇用が多く、今日の不況も反映し住民の生活苦がすすんでいます。このことは、「生活が苦しくて病院にかかれない」という健康問題にも影響しています。
・市内の死因分析では、ガンがもっとも多く、心疾患、脳血管疾患とともに肺炎が増加しているのも特徴です。
・健康・病気への不安から、最近は健康診断を希望し受診する人たちが増えています。来年(2008年)から国の健診制度が変更されますが、これまでの健診が受けられなくなることへの不安の声も大きくなっています。
・地域には2つの総合病院があり東胆振地域の急性期医療の拠点となっています。当院(勤医協苫小牧病院)はこれらの病院と連携をとりつつ、地域では1次救急と2次救急の中間的な役割を担っています。

■急性期から回復期そして訪問まで、
高齢者の在宅療養をささえるミニマムエッセンスを兼ね備えている勤医協苫小牧病院
 ?当院の医療活動の特徴
・苫小牧病院は1981年の開設当初から労働者の生活と健康を支える医療を実践し夜間診療にも積極的にとりくんできました。現在も週1回の夜間診療日には、内科と整形外科あわせて130?160人が訪れます。
・苫小牧病院には9人の常勤医師がいます(内科5人、整形外科4人)。整形外科手術では、副院長の柴田定医師(85年卒)が手の外科、マイクロサージャリー(microsurgery)の分野では医療圏内で中心的な存在となっており、四肢等切断の再接着術で当院に患者紹介される例が多くあります。・苫小牧病院には2つの病棟があります。2階は内科と整形混合の一般病棟、3階は回復期リハビリ病棟、あわせて80床です。リハビリスタッフも揃っており、治療から回復期、在宅まで一貫した医療をおこなえるのが特徴です・病院のほかに介護事業所も展開し、訪問看護、通所リハビリ(デイケア)、通所介護(デイサービス)、居宅介護支援事業もおこなっています。在宅医療では60件の往診患者を管理しており、これら介護事業とも連携しながら、患者・利用者の立場にたったサービス提供をすすめています。


・苫小牧病院の特徴をひとことで表現すると、「急性期から回復期そして訪問まで、高齢者の在宅療養をささえるミニマムエッセンスを兼ね備えている病院」です。
・今年の冬に、癌により勤医協中央病院(札幌)で治療、胸膜癒着療法を受けた患者さんを、現在、訪問看護事業所と連携しながら在宅で診ています。このような難しい患者さんの在宅での生活をささえることができるのも苫小牧病院の特徴です。

■地域住民と一緒に行動し、地域に支えられながら運営されている病院
・苫小牧病院はつねに地域住民と一緒に行動し、地域に支えられながら運営してきました。「勤医協苫小牧病院友の会」会員は1万人をこえています。
・毎年開催される「健康まつり」や「友の会春のつどい」、日常的には友の会が主催して高齢者を対象にした「お食事会」や「ふれあい喫茶」、健康づくりを目的とした「パークゴルフ」や「ウォーキング」など、会員みずからが要望を出しあい、多彩な活動にとりくんでいます。
・医師やコメディカルも積極的に地域の「健康相談会」で講師をつとめるなど、住民と一緒に健康を守る活動をすすめています。スーパーや街頭などでの「青空健康チェック」も苫小牧病院ならではのとりくみです。
・職員の文化活動も盛んで、職員や地域の方々が一緒になって、院内でコンサートなどをたびたび開いています。宮崎有広院長(81卒)もバスリコーダー担当するなど、先頭にたって楽しんでいます

■患者さんをしっかり診ることができる目を養い、スタッフとともに成長できることが研修の魅力
・当院での研修は、外来、入院、在宅(往診)において、患者さんをまるごととらえた総合的な医療を経験します。目標は適切な医療行為をおこなうことももちろんですが、それだけじゃなくて患者さんの身体、こころ、生活環境などを、医療行為のプロセスの中でしっかり見られる(診られる)目を養うことにあります。そしてスタッフとのカンファレンスなどを通して、チームとして成長することにあります。
・これらの研修目標を達成するうえで、勤医協苫小牧病院はとても働きやすい環境と思います。あたたかいスタッフがみなさんをお待ちしています。


勤医協苫小牧病院 後期研修プログラム (内科)

■研修目標
 当院は高齢者患者の在宅療養を支える為のミニマルエッセンスを備えています。スタッフに対して声が届きやすく、リーダーとしての成長の場として最適な規模であり、また高次的な病院との地域連係を必須とするため、地域医務を視野に入れた診療を要求されます。
 勤医協苫小牧病院での研修の第一の目標は地方中規模都市の苫小牧市の地域基盤型病院である中規模病院にて研修医が、初期研修で学んだことを実践する中でリーダーシップを発揮し、プライマリケア医として成長できることです。
 研修医が初期研修で学んできたEBMを、一年間継続的に実践し、高度医療機関では体験できない、様々な「現場での選択」を通して、EBM実践を体験してもらいます。
 一年問という期間の中で、外来から入院まで通して主治医としての役割を果たすことで、身体的状況だけではなく、その患者の背景、社会的な問題点や、医療や介後制度が抱える問題点を認識する機会を得るでしょう。また継続して問題患者のカンファレンスを行ってゆくことで、自己の医療活動から、一年間で担当患者にどのよ
うなアウトカムが生じたのかを把握し、それをスタッフ全員の認識、学びにしてゆきます。
 その最終的な目標は的確な医療行為を行うことのみでばなく、その過程で患者を見る(診る)目を養い、スタッフとのカンファレンスを通してチームと共に成長することです。

■研修方法/状況/目標
・外来では一単位あたリ診療教20?25人診療単位数は週5単位程度
・入院での担当恵者は急性期病棟5?9人回復期リハビリ病棟でのコンサルト担当患者4?6人
・往診週1単位訪問患者教15?20人/月
当院での入院は高齢者入院が多く社会的な問題点を抱えた症例も多い。そういった患者のマネージメントとソーシャルワーカーや社会資源との連携もuましば課題となります。

■獲得目標
1 慢性疾患患者、高齢者を外来・往診・入院を通して継続的1こ主治医として責任を持って診察を継続
  する
2 スタッフと円滑なコミュニケーションをとり、リーダーシップを発揮できる
3 カンファレンスにて必要な情報を提示し、意見交換をすることができる
4 スタッフ教育に対して熱意を持って臨み、継続して実践できる
5 苫小牧の地域特性を認識把握できる
6 地域の持つ医療・介護問題を理解できる
7 高齢者特有の疾患を理解し、その治療を実践できる
8 自分の担当患者の持つ社会的な問題を把握し、解決策をスタッフと共に立案できる
9 病院の医療活動(感染対策委員、褥創対策委員会等)の一端を担うことで、知識を実践できる
10 外来での急性疾患こ対して、病院の技能に応じた適切な治療を行うことが出来る
11 適切な医療機関連携を行うことができる
12 上部消化管内祝鏡を操作し、単独でスクリーニング検査ができる
13 下部消化管内視鏡を操作し、単独でS状結腸までスクリーニング検査が出来る
14 病院の様々な課外活動に参加し人間性を深める
15 医療知識を地域に還元するために啓奏活動等に積極的に参加する

■研修評価について
 研修目標を参考に、研修医が具体的研修の希望、現実的到達目標を立てます。それを年度はじめ研修委員会に提示し、各セクション(他職種)からの意見を受けながら調整します。.指導医および院長と定期的にカンファレンスや面談をもって、研修の達成状況を判断してゆきます。
 当院の特色は、評価を指導医のみではなく「全セクション(他職種)から受ける」ことにあります。年3回の研修委員会で意見交換しながら研修医にフィードバックされます。家庭医およびプライマリケア医としての成長を全職種でバックアップするのが目標です。

■勤医協苫小牧病院の沿革
1981年4月  病院開設(56床=内科一整形混合病棟)
1984年4月  83年度増改築工事完成(80床=内科・整形2病棟化)
1992年7月  理学療法?(施設認可取得)
1994年8月  訪問看護ステーション開設
1995年3月  94年度増改築工事完成
1999年9月  デイケア(通所リハビリ)開設
2001年5月  作業療法?(施設認可取得)
2002年4月  2001年度増改築工事完成
2002年6月  回復期リハビリ病棟開設(一般38床・回復期42床)
2003年11月 病床区分変更(一般42床・回復期38床)
2005年5月  訪問看護ステーション移設
2005年6月  沼ノ端ケアサポート・デイサービス「なごや家」建設工事着工
2005年11月 沼ノ端ケアサポート・デイサービス「なごや家」開設
2007年4月  政府管掌健康保険生活習慣病予防健診委託医療機関の指定取得
2007年4月  訪問看護ST居宅介護支援事業所を病院居宅介護支援事業所に統合
2007年6月  沼ノ端ケアサポート「居宅介護支援事業所」開設


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