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北海道民医連新聞

連載エッセー

北の息吹 90
2016-04-13 10:10


 夏のある日、僕はとある森の林道をスタスタと歩いていました。
 考え事しながら、やや下を向きながら、心ここにあらずという状態だったでしょうか。

 そんな時、突然の「ドドドド…」という低い物音にビクッとしました。
 林道脇の地面から飛び立ったエゾライチョウの羽音でした。
 エゾライチョウの方も僕に驚いたのでしょうから、おあいこ、かな?

 よく見ると何と小さなヒナも一緒ではありませんか。
 いわゆるヒヨコというやつでして、何とも可愛らしい。

 北海道の森を代表する野鳥といえるエゾライチョウ。
 エゾとは蝦夷のことです。
 エゾライチョウはそれなりに自然の残っている森じゃないと暮らしていけない鳥です。
 つまり、エゾライチョウがいる森は自然が残っていると言える訳です。
 エゾライチョウがいればそれを餌にするクマタカなどの猛禽類も住めるでしょう。
 実はニワトリと近縁のエゾライチョウ、とても旨いらしいです。

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