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北海道民医連新聞

友の会活動あらかると

友の会室の?おもてなし?係
2007-12-29 12:33

オホーツク勤医協北見病院に入ると、陽あたりのいい場所に洒落た小部屋が。中でお茶を飲みながら楽しそうにお喋りしている人たちが見えます。入ってみると、エプロン姿の女性がにこやかに出迎えてくれました。伊藤秀子さんです。


 
 

 弾む会話、絵手紙の例会も
 友の会バスの待ち合わせや診察後の休憩などに、誰でも自由に利用できるようにと、3年前にできた友の会室。「毎日いろんな人が出入りするのにお相手する人がいない」と、一昨年9月から伊藤さんが週4日ほど通うようになりました。
 オホーツク勤医協は2003年から通院が困難な友の会員のために「友の会バス」を毎週月曜から金曜の午前中に運行し、自宅ま送迎しています。専任運転手は会員の佐藤賢司さんです。月の利用者が延べ400人を超えたため、2台目の運行も始めました。佐藤さんはいつも笑顔で、利用者の“人気”は抜群です。
 
          
 
 伊藤さんは10時過ぎには友の会室に“出勤”します。「灯油が値上がりして福祉会館に行っているお年寄りがいるけど、ここも暖かくていいね」。診察やリハビリを終えた友の会員が部屋いっぱいに座り、病状や薬のこと、家族や暮らし向きのことなど、お喋りがはずみます。
 伊藤さんはバスに乗る人の行き先を確認し、運転手さんが来ると「西三輪と上常呂に行って」などと伝えます。おしゃべりが楽しくて「あら、もうバスが出るの」と残念がる人も。
 友の会室のテーブルの上には、後期高齢者医療制度の中止を求める署名用紙。北見母親連絡会が配った戦中の召集令状「赤紙」の写しも置かれています。
 「これを見ると嫌なことを思い出す」と大正生まれの男性。「家族も大変だったのよ」と女性の高齢者。伊藤さんも会話に参加します。「私ね、小学校4年生の時に父が出征したのだけど、戦地に行く父が心配で、私も行くと叫んで、動き始めた汽車のデッキに跳び乗ったのよ」 
 お喋りしながら伊藤さんは患者さんの薬袋を手荷物にくくりつけています。
 「荷物を一つにしてあげないと、薬をバスに忘れていく人がいるのよ」 
 友の会室を覗いている患者さんがいます。
 「どうぞ、お入りください」と伊藤さん。バスがあることを聞いた初診の患者さんでした。
 「それじゃ、友の会に入ってください。バス賃は生涯300円ですよ」
    
      
 昼に、売店で買ったおにぎりを食べる患者さんもいて、予期せぬ「昼食会」が始まることも。友の会室にはお茶の入ったポットとコーヒーメーカーが用意されていて、
誰でもセルフサービスで利用できます。
 お茶やコーヒーのほか、お菓子まで、いつの間にか会員さんが補充してくれています。
 友の会ニュースの仕分け作業もここでやります。 
 毎月1回、絵手紙の例会も友の会室で開かれています。「月に何回か昼食会など
もして、友の会員の交流をもっと深めたいと思っているんですよ。会員に要望を出してもらうと、まだまだいろんなことがこの友の会室でやれるんじゃないかしら」と伊藤さん。
 みんなで友の会室のボランティアをしようという声もあがっています。オホーツク勤医協友の会室がもっと暖かくなりそうです。(藤田敏明・県連事務局)

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