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北海道民医連新聞

民医連看護が輝くとき

介護ウエーブ 
2008-03-27 18:55

誇りと展望の持てる労働に

 全国に介護ウェーブが巻き起ころうとしています。劣悪な介護職員の賃金・労働条件の改善と人材確保をめざす運動です。国会に人材確保をめざす法案が提出され、北海道でも福祉保育労や医労連などと共同した連絡会が結成されます。介護職員の実態と介護ウェーブへの思いを阿部哲理さん(西区病院4病棟ケアワーカー主任)に聞きました。

みんな将来の不安をもっている
 13年前に入職したときは「この業界は伸びる」と思っていたので、就職できたときは「やった」と思いました。その後次々に制度が変わり、働き場所や求められる役割がどんどん変わって、やりがいが見えなくなこともありました。

 40人の入居者を3人のケアワーカーでみなくてはいけないとか、徘徊する人の気持ちを時間をかけて落ち着かせながら、一方でやるべき仕事に手がつかないでいると、心がすさんでつい大声を出してしまうこともあり、そんな時はとても辛い気持ちになります。
 そのうえ、給料は夜勤をめいっぱいこなさないと生活できません。とても貯金などできないし、結婚も考えてしまいます。パートさんはもっと大変です。仕事量に変わりはないのに、待遇は全然違うのですから。
 
 やめていった仲間は、福祉関係から足を洗う人が圧倒的に多いです。求人誌を見ていると、ケアワーカーの求人はものすごくたくさんあるけれど、どれもとんでもない低賃金です。社会的に評価されているんだろうか、将来どうなるんだろうという不安をみんなが持っています。

いよいよ自分たちの出番だよ
 だから、今回「介護職員を増やして」という介護ウェーブの運動が始まると聞いて「やったあ」と喜んでいるんです。「いよいよ自分たちの出番だ」と。職場でも病棟のドクターウェーブのポスターをみながら、「今度はおれたちだよ」と話しあっています。
 ケアワーカーは、シャイで、ほんと発言しません。ずっと我慢してきたので、それが身についてしまったんじゃないかと思うぐらいです。だからこそ、「もっと発言していいんだ」と声を大にして言いたいんです。

自分たちのためだけじゃない 
 このとりくみは、患者さんや利用者さんのためでもあります。行き届いたケアをできるようにすることに直接つながる運動です。給料のことも大きいけれど、それだけではない。自分たちのがんばりを世間に知ってもらうチャンスだと思います。
 初めてのことで不安もありますが、今まで「何を言っても変わらない」と思っていた人が、一人でも多く参加してくれればと思います。みんなで声を出していきましょう。
高齢者の笑顔は介護職員みんなの願いです

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