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北海道民医連新聞

いきいき医学生!

沖縄で北海道・東北地協合同医学生合宿
2008-04-10 18:33

「集団自決」、戦争を見つめる
 「北海道・東北地協合同の医学生合宿」が3月27日から30日まで沖縄県で開催され、地協全体で20人、北海道から10人の学生が参加しました。
 那覇に到着後、船で渡嘉敷島へ渡りました。奇しくも63年前のこの日が渡嘉敷島への米軍上陸の日で、翌28日に渡嘉敷島で悲惨な集団自決が起こりました。船には礼服を着た人や、マスコミ関係者が多数乗船していました。

 島では昨年9月29日の沖縄県民大会で集団自決体験を証言した吉川嘉勝さんから話しを聞きました。慶良間諸島の中でも渡嘉敷島など日本軍が駐留していた島でしか集団自決は起こっていない事実、「村長の天皇陛下万歳の後あちらこちらで手榴弾が爆発した」ことなど、集団自決が行われたときの様子が詳細に話され、改めて沖縄戦とは、軍隊とは何だったのか考えさせられました。
「悲惨な体験、風化させない」決意 
 本島へ戻り、具志頭村字新城の自然洞穴ヌヌマチガマ(野戦病院として使われた)、ひめゆり平和祈念資料館、米軍嘉手納基地などを回りました。ひめゆり学徒隊の語り部の宮城喜久子さんにも講演していただき、ある日突然看護要員として徴用されたこと、戦争は人間が人間でなくなること、目の前で多くの友人、同級生が亡くなっていったことなどが語られ、教育の大切さやいのちの尊さが強調されました。
 
 宮城さんは「このような悲惨な出来事が2度と繰り返されないため、命を守る最前線に立つ医学生が、命の大切さをしっかり受け止めてがんばってほしい」と訴えました。
 参加した学生たちは、「学だことを周りの学生に伝え、沖縄と本土の温度差を縮めたい」「戦争は過去のものではなく、現在もイラクなどで繰り返されている。沖縄での悲惨な出来事を風化させてはいけない」などと感想を述べていました。

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