現場から
しっかりと準備 新入医師オリエンテーション
2017年4月27日
北海道民医連で12人の医師が研修をスタートしました。4月1~15日は勤医協中央病院でオリエンテーションをおこない、業務手順などを学びます。1日も早く仕事に慣れようと真剣に向きあいました。
13日には血管ルート確保実習がおこなわれ、救急センターの看護師4人と2年目医師2人が、点滴や注射の針の取り扱い方を教え、安全に処置ができるよう手順を確認しました。
神経を傷つけずに針を刺す実技を模型で練習し、先輩医師やお互いの腕で練習しました。また、血液のついた針を安全に処理する手順などを確認しました。
大学で実技を学びますが、実践で経験を積むことが必要です。このオリエンテーションでは毎年、2年目研修医が昨年教えてもらったことを活かして、どのように指導したら良いのかを自分たちで考えて新入医師を指導します。
この日の実技を終えた新入医師は、「道具に慣れていないので経験できて良かった」「血液ガス検査の練習もできた」「先輩医師に被験者になってもらい、ありがたかった」と話しました。
17日からは中央病院と札幌病院に別れて初期研修を開始しています。