現場から
医師めざす学生を応援
2017年9月28日
実習・一日医療探検
各地で実習や一日医療探検を開催
実習・一日医療探検
各地で実習や一日医療探検を開催
この夏も、医師をめざす高校生・予備校生150人が全道で「学生実習」「一日医療探検」に参加しています。今回は、札幌と旭川のとりくみを紹介します。
札幌では7月8日、平和通りクリニック・老健柏ヶ丘を予備校生1人が見学しました。外来での診察の様子を学び、薬局では処方を体験。泉京子医師の訪問診療に同行して、診察している現場を見学しました。
学生は、「外科に興味があったけれど、地域医療をみたり先生の話を聞いて、家庭医療などいろいろな選択肢を考えてみようと思いました。なかなか見ることができない訪問診療なども見学させていただき、とても貴重な経験ができました。医師になりたいという気持ちがさらに高まりました。常に患者さんの気持ちに寄り添えるようになりたい」と感想を寄せました。
旭川では7月11日〜8月9日まで、24人が「高校生一日医療探検」をおこないました。初参加と2回目の参加者向けに、それぞれ別のプログラムを実施。
初参加者は「医師がどんな職種と関わっているか」という視点で、血圧測定を看護師から教わりながら測定し、検査技師からエコーや心電図について学びました。実習2回目の参加者は、老健施設かたくりの郷でデイケアを体験。利用者さんと会話を楽しみました。
また、函館、苫小牧、十勝、オホーツクなどでも高校生が「医療探検」に参加。秋から全道で受験生の応援企画などを予定しています。
(岩澤大輝・県連事務局)