現場から
富田薫医師が急逝
2018年2月8日
オホーツク勤医協北見病院の富田薫医師(63)が1月25日、然別湖畔の白雲山の山中で亡くなられました。
旭川医科大学を卒業後、1998年に入職。勤医協中央病院、北見病院、稜北病院での初期研修を経て、2000年から2年間、黒松内診療所の所長を務められました。その後、ねむろ医院院長を経て、2003年にオホーツク勤医協に固定配置となりました。
2008年からは理事長兼院長の重責を担われ、文字どおりオホーツクにおける民医連運動の牽引車として奮闘してきました。200人の職員集団のリーダーとして、1病院と8つの介護事業所を擁するオホーツク勤医協の発展を築いて来られました。
学生時代からの趣味の山登りに親しまれたほか、地元医師会のイベントで、ステンドグラス作りはの講習会を開くなど、多才な一面を披露していました。
医師体制の困難な中で、民医連運動の前進のために奮闘された富田医師の生前の業績に深く感謝と哀悼の意を表し、謹んでご冥福をお祈りいたします。