現場から

自分たちで手順書作成

2024年9月27日

介護職員感染対策リーダー ステップアップ研修ひらく

介護職員感染対策リーダー ステップアップ研修ひらく

感染対策の手順を確認する参加者

 9月2~3日、今年2回目の北海道民医連「介護職員感染対策リーダーステップアップ研修」がおこなわれ、全道から13人が参加しました。(木村理恵・北海道勤医協本部)


 北海道民医連感染対策委員会は、昨年のリーダー育成研修で得た感染予防の知識を活用し、それぞれの現場に必要な対策を立て、感染予防対策を実践・推進できることを目標に、今年5月から「介護職員感染対策リーダーステップアップ研修」を開始しました。平時から介護の現場の中に感染対策(スタンダードプリコーション)を取り入れることで、利用者さんや職員を感染から守り、ケアを継続できることが期待されます。

 5月から来年2月にかけて3回のワーキンググループを実施し、感染対策を考慮した「イラストケア手順書」の作成や現場で手順の教育、教育前後の遵守状況の調査をおこない、その成果を発表します。

 今回の研修では3グループに分かれ、おむつ交換と嘔吐物処理の手順書を作成しました。参加者は、「グループワークは大変だけれど、自分で考えて本で調べ、話しあうことでしっかりと身に付く研修だと思う」「今回作った手順書を施設で活用していきたい」と感想を寄せました。

現場介護