現場から
理論と実践で学ぶ技術
2025年7月11日
感染対策リーダー育成研修開始
感染対策リーダー育成研修開始

道民医連感染対策委員会は、各職場で適切な感染予防や対策ができる職員を育成しようと、昨年から感染対策リーダー看護師(リンクスタッフ)育成研修を実施。今期は来年1月までに5回の研修が行われます。
6月18日に今期第1回目の研修がおこなわれ、道勤・道南・十勝・オホーツクから8人が参加。感染管理認定看護師(CNIC)の守谷千恵子さん(中病)と、木村理恵さん(道勤本部)を講師に、演習やグループワークを行いました。
演習では、手洗いの洗い残しの原因をアセスメントして改善策を考えました。また、蛍光クリームを使用しておむつ交換時の汚染の広がり方をブラックライトで可視化し、感染対策の必要性を学びました。
参加者は、「忙しいときこそ注意して、学んだ標準予防策を生かしていきたい」「カーテンに触れた手袋など、菌やウイルスを持ち込まない対策に注意していきたい」「正しく装着されていないN95マスクの漏れ率に驚いた」「多忙の中でも一つひとつの手順が大切であることを再認識した」と感想を寄せました。