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札幌市 「子ども医療費」無料化拡充を

2019年1月24日

署名8916筆を提出

署名8916筆を提出

 11日、子ども医療費無料化を求める北海道ネットワーク(子ども医療費ネット)は札幌市長に対して、「子ども医療費を中学校卒業まで無料化を求める」署名8916筆を提出し、その実現を求めました。

 札幌市の子ども医療費助成制度は、小学1年まで通院が無料になっています。無料の対象拡大を求める市民の声と運動によって来年度から小2まで拡充されますが、全国の政令指定都市の中では最低の水準です。

 参加者の代表は署名とともに、「お金の心配より、子どもの体を心配したい」など、67人分の「秋元市長へのメッセージ」を市の担当者に手渡しました(写真)。

 3人の子を育てている女性は、「就学援助を利用していますが、かぜなどは助成(学校病)の対象ではないのでお金がかかります。熱がでないと子どもに受診させないことが多いです。中学校卒業まで医療費を無料にしてください」と訴えました。市の担当者は、「医療費無料化にはお金がかかる。財政難だが選挙後の新しい市長のもと、今後5年間の子育て支援事業計画策定の中で検討していきたい」と答えました。

 子ども医療費ネットは、22日に道に対して要請し、22日には全国のとりくみを学ぶ学習交流集会を開催することにしています。

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