ムーヴメント
「赤紙」で伝える戦争の恐怖
2024年8月23日
さっぽろ平和実行委員会 終戦の日に宣伝
さっぽろ平和実行委員会 終戦の日に宣伝
終戦から79年目の8月15日、労働組合など74団体でつくるさっぽろ平和行動実行委員会は、札幌駅南口広場で防空頭巾などを身に着け、「赤紙」(戦時中の召集令状)のコピー300枚を配布。戦争の恐ろしさ、核兵器廃絶を訴えました。
赤紙を受け取った夏休み中の高校生は、「いま日本で平和に暮らせているのは、戦後の歴史をつくってきた先人たちのおかげ。自分たちも平和を守っていく責任があると思う」と話しました。
「戦争準備ではなく平和の準備を」と書いた紙を手に、初めて参加した北海道保健企画の山本佳代さんは、「こうしたとりくみをもっと広げて、若い世代に伝えていくことが大切だと思う」と話しました。
実行委員長の伝法谷恵子さんは、「戦争を知らない世代が増えているので、私たちがこうして戦争の悲惨さを伝えていかなければならない。一人でも多くの人に耳を傾けてほしい」と話しました。