ムーヴメント
平和ってなんだろう
2024年9月27日
道民医連 平和学校開始
道民医連 平和学校開始
9月18日、北海道民医連は第32期平和学校の第1クールをおこない、全道から15人が参加しました。(岸上利光・県連事務局)
前公立技術大学非常勤講師の原田勇さんは講演で、「戦争をとらえる上で、加害・被害・抵抗した人の3つの角度から考えてみましょう」と強調。藻岩水力発電所の建設には、多くの朝鮮人・日本人が「タコ部屋労働」と呼ばれる強制労働に駆り出され、リンチや過酷な労働によって犠牲になり、生き埋めにされた人もいたことを紹介しました。
講義の合間に、グループワークで「平和って何だろう」「自衛隊は必要か」をテーマに討議をおこないました。午後はグループごとに事前課題を発表しあいしました。
受講生は「矢臼別という地名を初めて聞いた」「民医連が平和活動をしていることは重要だとあらためて思った」と感想を寄せました。
次回は10月22~23日、強制労働があった手稲区金山鉱山跡や藻岩水力発電所などを見学することにしています。