ムーヴメント
困っている人に無低を
2024年11月8日
勤医協札幌病院 札幌・菊水の民生委員に無料低額診療制度を説明
勤医協札幌病院 札幌・菊水の民生委員に無料低額診療制度を説明
10月25日、札幌市白石区菊水地区の民生委員・児童委員協議会の定例会に、勤医協札幌病院の医療連携・患者支援センターの藤田幸司課長が招かれ、無料低額診療制度(無低)について説明しました。
藤田さんは、無低が市の認可に基づいて運用されていることや、対象となる範囲について具体例を示しながら説明し、「医療を受けられずに苦しんでいる方々に、ぜひ相談するよう呼びかけてください」と訴えました。
会議に参加した31人の民生委員からは、「年金支給額は保険料等を引いた金額で計算するのか」「予約がなくても受診可能か」「薬局や歯科も対象になるのか」「勤医協札幌病院の診療科以外も利用できるのか」などの質問が寄せられ、予定の時間を大幅に超えました。参加者は、「無低については知っていたが、実施している医療機関の職員から具体的な説明を受けるのは初めてで、勉強になった」と話します。
先月には、白石区東札幌の民生委員・児童委員協議会の定例会でも無低の紹介をしました。藤田さんは、「地域で困っている方を一人でも減らしたい。友の会の地域訪問に加え、行政機関への働きかけも同時にすすめていきたい」と話しています。