ムーヴメント
戦争被爆国としてできることを
2025年2月28日
3・1ビキニデー北海道集会ひらく
3・1ビキニデー北海道集会ひらく
2月15日、道原水協は札幌市内で「3・1ビキニデー北海道集会」を開催。被爆者6人をはじめ、110人が参加しました。
はじめに、原水爆犠牲者・全戦争犠牲者を、読経と献花で追悼しました。
つづいて、ノルウェー・
オスロでのノーベル平和賞授賞式に参加した日本被団協代表理事の家島昌志さんがオンラインで講演しました。家島さんは授賞式の様子を報告し、日本政府が核兵器禁止条約に参加せず、署名も批准もしない態度を批判。「世界では数千発の核兵器がすぐに発射できるように準備されているが、一発でも使用されたら破滅を招く。人類と共存できないものは今すぐ廃止するべきだ」とのべ、「唯一の戦争被爆国として平和外交をするのが日本政府の役割だ」と訴えました。
また、特別企画として、札幌南高校の有志生徒5人による道内被爆者の体験談をもとに作成した朗読劇を披露しました。高校生たちは、「核兵器をなくすために、私たちも行動します」と決意をのべました。