ムーヴメント
被爆体験を胸に 核廃絶の決意あらた
2025年11月14日
道民医連ピース・アクション開催
道民医連ピース・アクション開催
道民医連主催の「ピース・アクション」が10月21日に開かれ、オンライン含め80人が参加。札幌在住の被爆者・金子廣子さんによる講演と、8月の原水爆禁止世界大会に参加した青年職員の報告を通じて、あらためて核廃絶への決意を固め合う場となりました。
5歳のときに広島で被爆した金子さんは、秋田を経て北海道へと移り住みました。小学生のころには「原爆症がうつる」といじめられるなど、つらい時期を過ごしたといいます。
体の不調に悩んでいた金子さんは、30年前に勤医協を紹介され、西区病院の国田晴彦医師と出会いました。「親身に話を聞き、検査をして甲状腺の病気と診断してくれたことが本当にうれしかった」と振り返りまました。
つづいて、原水禁世界大会に参加した勤医協西区病院の看護師・石川瑠菜さんと増田颯太さん、勤医協福祉会東在宅センターの太田真輝さん(勤医協福祉会東在宅センター)が大会の様子を報告。「世界各国から参加した若い世代の力強い姿に感動した」と感想を語りました。
最後に、北海道原水協の島田千津子事務局長が、医療班をはじめ多くの代表を派遣している道民医連の仲間に感謝を述べ、平和へのとりくみをさらに広げていこうと呼びかけました。