ムーヴメント
地域医療を守りたい
2025年11月14日
札幌西区 老人クラブへ署名呼びかけ
札幌西区 老人クラブへ署名呼びかけ
北海道民医連健康友の会連絡会会長の横山博子さんは、勤医協札幌西区病院の管理部と共同して、地域医療を守るための署名への協力を広げようと、老人クラブの会長を一人ずつ訪ねています。
横山会長は署名用紙を手に、10月24日までに38人と対話。病院経営の厳しさや介護現場の人手不足について語ると、ほとんどの方が協力してくれます。ある会長からは「署名用紙が足りないから持ってきてほしい」との声があり、用紙を届けると37筆の署名を届けてくれました。
10月24日には、西区病院の鶴谷拓雄事務長とともに、西区宮の沢地域を訪問。熊の目撃情報により訪問を断念せざるを得ない地域もありましたが、8軒を訪問しました。
「参加できる会員が少なく、クラブの活動が止まっている」と話す会長もおり、地域の現状を知る貴重な機会になりました。横山さんは、「病院がなくなる危機感を感じていない方もいますが、訴えを伝えれば協力してもらえると実感しています。例会などで直接お話をして、もっと多くの方に広げていきたい」と話しています。