ムーヴメント
極寒の夜、暖を求めて
道北勤医協職員ら
道内ホームレス調査に参加
道北勤医協職員ら
道内ホームレス調査に参加
厚労省は、ホームレスの人数調査を毎年実施しています。旭川市では、市福祉保険部と道北勤医協、旭川・上川社保協が合同で毎年1月に調査しています。今年1月27日、旭川市の調査に医療福祉課の宮澤俊SWと地域健康部の高野哲哉次長が参加。1月25日に札幌市で行われた調査にも、リハビリ科の糸田英基部長、城敏彰主任、中島悠翔OTが参加しました。(道北民医連ブロック・反核平和社保委員会ニュースから)
旭川市などが合同で実施した調査では、JR旭川駅や道の駅あさひかわ周辺を巡回。大雪による運休の影響で駅舎内が混雑しており、目視で確認できたホームレスはいませんでした。
しかし例年は、市外ナンバーの車が長期滞在するケースも見られます。関係者は、無料低額診療制度の案内パンフレットを準備するなど、潜在的な困窮者への支援につなげる体制を整えています。「見えにくい困窮」にどう手を差し伸べるかが課題です。
1月25日深夜から早朝にかけて行われた札幌市内の調査では、35人の調査員が10グループに分かれ、ホワイトアウトとなる猛吹雪の中、中心部や郊外を巡回しました。複数のホームレス状態の人を確認しました。
調査に参加した城主任は、「ビルのトイレに鍵がかかっていたり、公衆電話付近でスーツケースを持つ人がいたりと、24時間寒さをしのげる場所で暖を取っている状況があった」と報告しました。
本州の都市部では、冬も公園で野宿するケースが見られますが、北海道では事情が異なります。狸小路やすすきの周辺、郊外の24時間営業の量販店などへ移動しながら夜を明かさざるを得ないなど、切実な実態があります。
今回の調査で把握したデータは、厚労省から発表されます。2025年の全国調査によるとホームレスは2591人で、前年より229人減少。道内では34人が確認され、そのうち33人が札幌市に集中しています。道北勤医協では今後も調査にとりくむことにしています。