ムーヴメント

改憲許さず いのち守る

2026年3月13日

盛岡市で第47回 全日本民医連定期総会ひらく

盛岡市で第47回 全日本民医連定期総会ひらく

道民医連の代議員(写真提供:全日本民医連)

 「全日本民医連・第47回定期総会」が2月26~28日、岩手県盛岡市で開催され、全国から集まった600人の代議員(北海道民医連から36人)が各地の豊かな実践を交流。厳しい情勢の中、「非戦・人権・くらし」を掲げ、ケアの倫理を土台とした運動を地域から広げていく決意を新たにしました。


 開会あいさつに立った増田剛会長は、武力紛争や人権侵害が続く国際情勢にふれ、「今こそ共同組織と力を合わせ、憲法9条改憲を許さない運動を広げよう」と呼びかけました。

 理事会報告をおこなった岸本啓介事務局長は、岩手県旧沢内村(西和賀町)で貫かれた「生命尊重の行政」の歴史に学び、ミサイルよりも日々のケアに予算を回すべきだという声を、現場から上げていく重要性を強調しました。


 記念講演では、岩手民医連の小野寺けい子医師が「岩手民医連の歩み」と題して登壇。岩手の住民運動の源流として不当な重税に立ち向かった三閉伊一揆を紹介。1960年代に全国で初めて老人・乳児医療費の無料化を実現し、「乳児死亡率ゼロ」を達成した沢内村の深沢晟雄村長の足跡をたどりました。

 深沢村長が遺した「困っている人がいたら、見て見ぬふりできねべ」という言葉は、現代の医療・介護現場で働く私たちにとっても、すすむべき道を照らす道標です。小野寺さんは、「誰のために、何のためにを忘れず、常に原点に立ち返ろう」と語りました。


 最終日の総括報告では、「憲法があってこそ私たちの命は守られ、福祉が地域に息づくことができる」「憲法を守り抜く2年間にする」と確認されました。

 2年後の大阪総会を「憲法が守られた」という確信を持って迎えられるよう、目の前の患者・利用者さんに寄り添うケア実践と、平和を求める対話・運動を両輪ですすめていくことを決意しあいました。

ムーヴメントイベント・集会