読み物

書籍紹介「お笑い自民党改憲案」

2017年8月24日

ピーコ 谷口真由美 佐高信 著

 1945年、敗戦の年に生まれたピーコさんは「ファッション評論家」として知られているが、おすぎさんの相棒といった方が良いかも。ピーコさんの「今の日本国憲法は素晴らしいから、ずっと守っていこうと思っているの」という決意表明からこの本は始まり、政治評論家の佐高信さん、「全日本おばちゃん党」代表代行の谷口真由美さんの3人が、「主権在民」「平和主義」「基本的人権の尊重」という3つの宝物をもつ日本国憲法を愛する立場・視点から、日本国憲法をわかりやすく解説する。さらに、自民党がめざす「改憲案」を憲法と比較して、その危険性を鋭く批判している。
 「草案は、天皇を『元首』にしようとしている。主権者である国民と『元首』である天皇と、どちらが国の主人公なのか」「日本は戦争を放棄するけれど、『国防軍』をもつ国にしたいという。どういうこと?」など、改憲の向こうに見え隠れする「戦争する国づくり」の野望、笑いごとでない自民党改憲草案の危険性を学ぶことができる一冊である。 (德)【金曜日・1000円+税】

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