読み物
連載 北の息吹
2025年1月24日
293 コチョウゲンボウ
写真家 中島宏章
293 コチョウゲンボウ
写真家 中島宏章
コチョウゲンボウは、冬になると北の大陸の方から日本に渡ってくる小型の猛禽類です。変わった名前ですが漢字で書くと「小長元坊」です。チョウゲンボウよりも小さいから小(コ)が名前の頭についています。チョウゲンボウの名前の由来は諸説あるようで、ハッキリとしたことは分かっていないです。
アメリカではハトみたいに小さくてハトみたいな飛び方をするので「Pigeon Hawk(ハトみたいなタカ)」と呼ばれることもあったとか。
でも実際には、ハトの仲間でもタカの仲間でもありません。コチョウゲンボウを含むハヤブサの仲間は、なんとスズメやインコ・オウムに近いグループなのです。そう言われてみると、たしかに目つき、顔つき、クチバシの感じはインコみたい!
だがしかし、そこは猛禽類。小柄で可愛い顔をしていても小鳥やネズミを襲うハンターです。ま、そのギャップがまた魅力的なんですが。