読み物

連載 北の息吹

2020年3月26日

183 動物は共感する?

写真家 中島宏章


 キツネが大あくびをしています。見ているこちらまでファーアーッとなってしまいそう。あくびが他人へうつることってありますよね。あくびがうつるとその間柄は親しいという証拠なのだと、昔からいわれています。また、人から人だけでなく、犬や猫の目の前であくびをして見せても、その動物にあくびがうつることがあるそうです。
 なぜ、あくびがうつるのか?については謎が多く、明確な説明は未だにされていません。一説には、他人に「共感」する能力があるので、他人のあくびがうつるのだといわれています。少なくとも共感するには、他者と自分を分けて認識していて、その上で他者の情動を読み取れる能力が必要でしょう。動物には感情はあるのか?など昔から議論されてきているでしょうが、みなさんはどう思われますか?
 動物にも心がある、相手の気持を考えることができる、とするならば、人はもっともっと、そのように在りたいものです。

読み物連載:北の息吹