読み物
書籍紹介
2026年4月9日
堤 未果 著
国民の違和感は9割正しい
堤 未果 著
国民の違和感は9割正しい
日々のニュース、世の中の動きの中で、言葉にできない「モヤモヤ」を感じることはありませんか。本書は、私たちが抱くその直感こそが、社会の本質を捉える重要な「鍵」であると指摘します。
徹底した現場取材に基づき、政治や経済の裏側を暴いてきた国際ジャーナリストの著者は、公文書や多角的な情報源をもとに、真実を追求しつづけています。
本書では、デジタル化の推進、食の安全、そして巧妙に進む「戦争ができる国づくり」への動きなど、一見バラバラに見える政策の根底にある「違和感」を検証します。特に、私たちの暮らし、社会保障や平和の理念が、いつの間にか経済効率や特定の利権に置き換えられていく構造についての指摘は、「無差別・平等の医療と介護」を実践する私たちにとって見過ごせないものです。
脱税している人が納税を呼びかけ、法律を守らない人が憲法改正を訴え、戦争に行かない人が戦争の準備を進める今の日本を「おかしい」と感じている人が増えています。その疑問から出発して社会を変える行動が求められているのではないでしょうか。
軍備増強や改憲への足音が強まる今、「何かがおかしい」という直感を出発点に、学習によって事実を解明することが未来への展望につながります。「違和感」を大切に、疑問を声にし、行動することが求められています。(八)【PHP新書・990円】