読み物

北の息吹

2026年9月18日

ワシは目が4つある?

ワシは目が4つある?

写真家 中島宏章


オジロワシが飛びながら餌を探しています。

ワシやタカなどの猛禽類は人間よりも遥かに視力が良いとされます。何キロも先の餌も見逃しません。単純に視細胞の数が人間は20万、猛禽類は150万といわれており、8倍近くの差が認められます。

僕らはしょっちゅうワシやタカの観察をしますが、そんな8倍よりも、もっと目が良いと思う。なんと、彼らは目が4つある。いや、あるようなもんなんです。

どういうことかというと、目の焦点の合うポイントが片目に2箇所ずつあるんです。

僕らは目のピントの合うよく見えるポイントが片目に1箇所しかありませんよね?それがワシやタカは4箇所ある。広く見える視野と、望遠鏡のようにアップで見える視野を同時に持っているんです。

だから空を飛びながらも遠くの餌を発見できるのです。僕らもワシのような視野で世の中を見ていきたいですね!

読み物連載:北の息吹