現場から

「もっと学びたい」 現場で実感

2017年9月14日

医学生が医療現場で実習
総合診療セミナー

医師の説明を聞く研修医

 今回は、勤医協中央病院の「総合診療セミナー」を紹介します。
 勤医協中央病院で、臨床現場で実践的な診療を学ぶ、医学生のための実習企画「総合診療セミナー」を17年前から毎年2回開催しています。
 8月8~10日におこなった31回目のセミナーには、道内外の医学部5年生の3人が参加。総合診療病棟で2日間、今年4月に入職した初期研修医と2人1組になり、副主治医として入院患者さんを問診・診察して検査をおこない、診断・治療方針を考えました。セミナーの最終日には医師や看護師が参加する中、医学生が患者さんの症例を説明。診断と治療方針を発表しました。
 医学生から「広い知識をもって必要な問診と診察をおこない、多職種と連携する力が大切だと実感した」「患者さんとお話ししながら病態を把握することは大変だと実感した。検査結果から治療法を考える過程がとても興味深かった」「患者さんに直接関わったことで自分の知識不足が明らかになった。もっと学習したい」「研修医たちが仲良くて良い雰囲気だった」などの感想が寄せられました。
 初期研修医は、5月から総合診療病棟の指導医、後期研修医に指導を受けながら準備を重ねてきた「症候論学習会」「酸塩基平衡の考え方」「胸部レントゲンのみかた」をテーマに講演。また、医学生たちと昼食をとりながら、給料や休日の過ごし方など研修医の生活について冗談を交えて楽しく紹介しました。
 最後に医師や看護師が医学生たちに「いろいろな職種と関わって頑張ってほしい」「いろいろな話を聞いてくれたと患者さんがとても喜んでいた」とエールを送り、再会を約束しました。(日光ゆかり・中央病院)

医師・医学生現場