現場から

4診療所の看護実践を交流

2019年2月14日

到達点と課題を明確に
北海道勤医協家庭医療センター看護師長合宿

 2月1~2日、北海道勤医協家庭医療センター診療所での看護の役割を明らかにすることを目的に、月寒、小樽、余市、黒松内診療所の看護師長がくろまつないブナの森診療所に集い、初めての家庭医療センター看護師長合宿を開催しました。


 各診療所から、「プライマリ・ケア機能を担う診療所における機能別の実践内容」について、「外来」「在宅支援」「地域支援」「マネジメント」の4つの機能に沿って具体的な実践内容を報告しあい、「何のためにやるのか、どこまでやるのか」の到達目標を明確にする必要があることを確認するなど、到達点と課題を明らかにしました。
 「地域で暮らす人たちの健康を守るためにできること~プライマリ・ケア看護師の未来」をテーマに講演した寺田豊家庭医療センター長は、民医連の多彩な実践を看護理論の活用によって振り返って裏付けすること、言語化・可視化することがプライマリ・ケア看護の次への挑戦と後継者育成につながることを強調しました。
 その後の座談会では「『地域支援』は地域全体の健康管理までの役割があるとは認識していなかった。地域分析が重要」「町の人の暮らしや人生をまっとうすることへの支援、診療所の看護師だからできることがある。本来の意味での地域包括ケアシステムのひとつとして機能していくことが必要」などの意見が出されました。
 今回の合宿を通して4人の看護師長は、家庭医療という分野で民医連看護を展開するために確信になったことや課題を整理。3月におこなわれる家庭医療センター全職員会議での発表をめざして準備をすすめています。(加地尋美・北海道勤医協本部看護部)

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