現場から

道南ブロック友の会 手作りマスクを配布

2020年4月23日

 道南ブロック友の会ではマスクを作り、患者・利用者さんに届けています。道南勤医協の堀口信前理事長が不織布やゴムを取り寄せ、友の会員に「縫ってもらえませんか」と依頼したことがきっかけです。
 新型コロナウイルス感染防止のため行事や活動を自粛していたこともあり、会員さんに呼びかけると快く引き受けてくれました。15~16人が参加して230枚を作成しました。
 病院案内のボランティアさんは、「家でテレビを見ているだけだったけれど、作っているうちに張り合いが出てきました」と、マスクの材料が届くのを楽しみにしています。
 このマスクは消毒をしてから、訪問診療の患者さんやご家族、通院患者さん、介護施設の利用者さんに届け、「なかなか手に入らないので良かった」と喜ばれています。
 民医連道南ブロック友の会の舩木幸子副会長は、「不織布のマスクはガーゼよりも効果があるといいます。縫い合わせる作業は大変だけれど続けていきたい」と話します。マスク作りの参加者を増やそうとニュースなどで呼びかけ、友の会役員が会員宅を訪問して作り方を説明しています。

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