現場から

看護いきいきフェアに多くの相談 札幌チカホ

2017年5月25日

「体調不良、上司に言えない」 酷い労働環境で健康状態も悪化

 5月12日はナイチンゲール誕生の日にちなんで「看護の日」とされています。
札幌「看護の日」実行委員会は13日に札幌チカホで「看護いきいきフェア」を開催。北海道勤医協の看護師、栄養士、勤医協歯科の歯科衛生士など44人が参加し、無料で血圧測定や体脂肪測定、栄養相談、歯科相談をおこないました。
 通りがかった市民や観光客が足を止め、自分や家族の健康の不安などを相談。
 「配達の仕事が忙しくて、毎日菓子パン程度で間に合わせています」という女性は、体は痩せていますが体脂肪率が高く、治療が必要な状態でした。
 青ざめた顔をした若い女性は「血圧が低く体調が悪いけれど、勤め先では階段を使わなければならない。エレベーターを使いたいけれど、上司には相談できない」と言います。対応した看護師は、末梢神経を改善する運動や昼寝などの対応策と労働相談窓口を伝えました。
 勤医労の看護師・鈴木緑さんは「体の不調を上司に言えないような職場環境など、健康問題と労働問題が直結している方が多くいました。医療・介護の現場で働く人のために道医労連のパンフをもってきたのですが、それ以外の仕事の人にも労働組合を勧めていきたい。また、街まで来れず、家で我慢している人ともつながっていきたい」と話しました。
 また、看護職員と介護職員の労働実態をハンドマイクで訴えながら「安全安心の医療介護の実現と夜勤交代制労働の改善を求める国会請願署名」への協力を呼びかけ、481筆が寄せられました。

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