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ケアワーカーが実情訴え 道内選出の議員事務所を訪問

2017年5月25日

17日、全日本民医連がおこなった国会要請行動に北海道民医連から5人が参加。北海道選出の衆・参議員18人の議員事務所を訪問し、「共謀罪創設に反対し、法案を廃案にするように求める」「安全・安心の医療・介護の実現を」「介護保険制度の見直しに関する要望書」を渡し、要請しました。
 また、道民医連訪問介護委員会が実施した「ヘルパー・生活援助サービス実態調査」の結果を報告。「退院するとリハビリがへルパーさんに任されるが、訪問時間が削られ十分に訓練ができず、再入院となってしまう事例が多い」(西区病院OT・高橋伸)、「ケアワーカー、ヘルパーの処遇が大変厳しく、人手不足」(老健柏ケ丘ケアワーカー・辻奈緒)と実情を訴えました。
 応対した自民党武部新衆議院議員秘書は「医療が大変なのはその通り。本当に何とかしなければならない」。民進党の荒井總衆議院議員秘書は、「ケアワーカーの仕事は大変だと思う。しくみを変えていくことも必要」など、対応した多くの議員秘書が共感を示しました。最後に日本共産党紙智子参議院議員の事務所を訪問し懇談しました。
 議員会館前での共謀罪廃案を求める座り込み行動にも参加し「共謀罪は廃案に」「審議をやめろ」と500人でコールしました。(西村伊久夫・県連事務局)

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