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友の会が準備重ね 「居場所づくり」 札幌白石区

2017年5月25日

おしゃべりサロンひまわりオープン

おしゃべりサロンひまわりオープン

 5月16日、札幌市白石区の古いアパートの一室がほのぼのとした雰囲気に満ち溢れました。地元の友の会が準備してきた「おしゃべりサロンひまわり」の第1回目がスタートしました。
 今年2月、友の会世話人会で居場所づくりの方針を討議する中で、白石健康友の会北郷親栄ブロックの会員たちが「わたしたちの地域でやりたい」と声をあげて準備を開始。区内のサロンを見学し、メニューやプログラムを考えました。借りた部屋の壁を取り払い、必要な物を持ち寄り、チラシを配って告知しました。
 当日、わずか2部屋に20数人が肩を寄せ合いました。始めはみんな少し緊張気味でしたが、自己紹介をして、菊水訪看ステーションの作業療法士・安田真麻さんのかけ声で体操やゲームをすると、笑顔がこぼれ、緊張がほぐれました。
 昼食に手作りカレーを食べて、おしゃべりタイム、輪投げゲームをする頃には参加者もボランティアも仲良くなりました。
 「今日は本当に楽しかった」「来月も必ず来ます」と、口々に語る参加者さん。友人と参加した小松登志子さんは、「前から気軽に話し合いながらお茶を飲める場所があったら良いと思っていました。近くにこのような場所ができて本当にうれしい」と目を細めます。
 白石健康友の会事務局長の千葉ひとみさんは、「友の会と地域の方が参加して、心から楽しめる居場所づくりができました。友の会の力のすごさにびっくりしています」と話しました。

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