ムーヴメント

被災地の人々の想いを聞く

2017年10月12日

福島県で全国青年ジャンボリー

ぶどう狩りを楽しむ参加者

 9月24~26日、第37回全国青年ジャンボリーが「みんなでこらんしょ、うつくしまふくしま!」をテーマに福島県で開催され、全国から約700人、北海道から19人の青年が集いました。
初日は講演と班討論で原発事故当時や現在の状況を学びました。


 班ごとの行動では、福島第一原発付近や津波の傷跡が残っている地域を視察して地元の方からお話を聞いた班もありました。
 私たちの班は郡山市の橋本寿一さんが営むぶどう農園を訪れました。「昔は米を作っていたが、減反政策でぶどうの栽培をはじめた。稲作よりもとても手間がかかるが、なんとか頑張ってきた」と橋本さん。しかし、原発事故が起きてから客足が途絶えてしまいました。「事故当時は1組しかブドウ狩りにこなかった。それでも家族で支え合いながら続けてきて、やっと事故前の8割までお客さんが戻ってきた。原発について学者がいろいろなことを言うけれど、何が正しいかわからない。とにかくこの畑を置いていけない。住みたいから住んでる。ただそれだけ」と、国の施策に2度も翻弄されながらも自分の生き方を貫こうとしていました。
 最終日は福島で感じたことを振り返り、これから何ができるかを考えました。参加者は、「福島の現状を知ることができた」「現地に行くことは大事だと思った。帰ったら職場の人に伝えたい」「全国に仲間ができてすごく楽しかった」と感想を語りました。
(県連事務局・山本将太)

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