ムーヴメント

核の被害予防は医師の使命

2017年11月9日

核戦争防止国際医師会議に参加
函館稜北クリニック医師 畑中 恒人さん

核戦争防止国際医師会議に参加
函館稜北クリニック医師 畑中 恒人さん

カナダ人の医師活動家アルトン夫妻と畑中医師

 私と憲法との関係を身近に考えることができるのは、職場でおこなっている「平診9条の会」の活動です。国民平和行進者をマラソンで出迎える行事、原水禁世界大会への代表者派遣、毎月19日のスタンディング行動、夏の「あさがお写真展」などがあります。
 月1度開いている「平診9条の会運営委員会」では、職員が戦争体験者の話を聞いて、全体に報告しています。また、現代社会や政治や歴史など、さまざまなカテゴリーの中から1つのテーマについて、15分程度で学習会をおこなっています。全体で感想を交流し、次回の日程と担当者を決めます。その内容を「9条の会かべしんぶん」にして発行し、診療所内に掲示しています。
 「9条の会の運営委員会」について若手職員は、「9条の会での学びが民医連職員としての成長になっている」「同年代だけではなく、幅広い世代での意見交流ができる貴重な場となって勉強になる」などの声を寄せています。
 平診9条の会の活動をご紹介できる機会はあまりないので、こうしてお伝えできることはとても嬉しいです。
 さまざまな活動を通じて、地道ではありますが力になっていると感じます。これからも憲法9条を守る立場から平和について学び、自身と全体が成長できるようつなげていきたいと思います。

平和活動ムーヴメント