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北海道民医連事務局研修会

2017年11月24日

北海道民医連事務局研修会
胆振地域で学ぶ

「みやまの里」施設内を見学する事務局員

 北海道民連の事務局では毎年、研修会をおこなっています。今年は11月13~14日に苫小牧市と室蘭市の民医連加盟院所・事業所を訪問し、地域の歴史や事業活動、共同組織、地域連携のとりくみを学びました。
 勤医協苫小牧病院では、三浦秀之事務長と島垣雄一事務次長が、「苫小牧市と病院の歴史と概要」「東胆振圏域・苫小牧市の動向、苫小牧病院の現状と今後に向けて」と題して紹介しました。
 島垣事務次長は、1981年に苫小牧病院が開院した経緯を紹介。王子製紙苫小牧工場で1958年に賃上げなどを求める大きな労働争議があり、そこへ北海道勤医協が医療支援したことで「苫小牧にも勤医協の病院を」と地域住民の要求が高まり、建設運動が始まった。「開院当時めざした『なんでも相談できる雰囲気を作り、患者さんと病院との新しい信頼関係を構築する』という気概が今も引き継がれている」と語りました。また、周辺町内会や学校、民生委員協議会への働きかけなどにより、無料低額診療制度の利用者が増えていることや、地域連携の強化、道や市の検討会への参加など、苫小牧病院への期待が広がっていることを紹介しました。
 日胆勤医協在宅では市村博司専務理事が、民医連の介護法人建設のために共同基金を一億円結集し設立した歴史と現状を紹介。高齢者複合施設「みやまの里」の施設を見学しました。
 2日目に訪問した勤医協室蘭診療所では野呂一誠事務長が、室蘭地域の健康被害と診療所の歴史を紹介。
むろらん友の会の佐藤豊克事務局長の案内で室蘭市内の戦跡を巡りました。
 苫小牧病院、日胆勤医協在宅、室蘭診療所は、地域の住民の生活と健康を守る切実な要求を受け止め、医療と介護事業を地道にすすめて信頼を勝ちとってきたことを学びました。(村井勇太・県連事務局)


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