ムーヴメント
「自己責任論」テーマに学習
2018年2月8日
事務職員交流集会ひらく
道保健企画
事務職員交流集会ひらく
道保健企画
北海道保健企画は「今、わたしたちにできること~事務職員の役割を考える」をテーマに事務職員交流集会を1月20日に開催し、36人が参加しました。
「自己責任論」などをテーマに講演した加地尋美道勤医協看護部長は、患者さんの訴えや病態を正しくとらえて回復をめざしてきた看護の実践を紹介。また、所得や社会的地位が健康に大きく関わることを説明し、「自己責任論を乗り越え、『健康権』中心のチーム医療を担ってほしい」と語りました。参加者は、「事例は財産だということを再認識した」「相手の立場に立って想像できるよう勉強していきたい」「加地部長のような話ができる事務員になりたい」などの感想が寄せられました。
また、1~3年目の職員から、困難に直面しながらも先輩職員の力を借りて学習している様子が報告されました。ベテラン職員も刺激を受け、それぞれの目標や情熱を確認しました。
グループワークでは、事務職員としての「役割」について、若手、中堅、ベテランの世代を超えて疑問や育成についての悩みを交流しました。(長野伸一・北区ひまわり薬局)