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連携して安心のまちへ

2018年2月8日

札幌市白石区菊水地区
「福まち」と民医連事業所が懇談

 1月24日、札幌病院や札幌南社福の事業所、友の会と菊水地区福祉のまち推進センターが懇談しました。地域からは菊水町内会連絡協議会の高橋直利会長をはじめ13人、民医連からは13人が参加して、安心なまちづくりに向けて意見交換をしました。(大須賀峰敏・県連事務局)


 札幌市では89の地区に「社会福祉協議会」を設置し、それぞれの町内会役員が中心となって「福祉のまち推進センター」(福まち)として、子育て支援や高齢者の見守り活動、防災対策などにとりくんでいます。民医連の事業所がある菊水地域には、人口2万4000人を対象とした「菊水地区福祉のまち推進センター」が22年前から活動しています。
 今回、民医連の事業所が福まちに懇談を申し入れ、初めて実現しました。きっかけは、昨年7月に札幌病院の近くで起きた大きな火災です。多くの高齢者が炎天下の路上に座り込んでいました。近隣の民医連事業所は施設を避難所として解放し、消火後には職員が全戸訪問をして住民の声を聞きました。
 「災害に備えて話し合いの必要性を互いに感じました」と、札幌病院地域健康課課長の千葉ひとみさんは語ります。「盆踊りや健康まつり、『みんなの食堂☆きらり』などで町内会の方々と関係が広がっていたこともあり、懇談することができたと思います」。


一緒に行動したい
 懇談の冒頭にあいさつした札幌病院の尾形院長は、「貧困や健康格差が深刻になる中で、どんな地域をつくっていくのかが課題になっています。私たちは安心して住み続けられるまちをつくるため、みなさんといしょにできることを考えたい」と話しました。
 菊水福まちの大久保由喜委員長は、「20年以上、高齢者の見守り活動を進めてきました。小児や障害者も対象に、500世帯で支援活動をおこなっています。学習・研修活動や高齢者サロンと子育てサロンにもとりくんでいます」と活動を紹介しました。
 意見交換では、「高齢者が増えていく中で地域の防災対策をどうするかが大きな課題」「災害時の対応として地域内の企業や施設と町内会の連携も重要」「日常的に連携して防災計画をいっしょに作りたい」と話し合いました。
 また、「40人の民生委員で637人の認知症高齢者を見守っているが、勤医協といっしょに行動できないだろうか」「『みんなの食堂』には高齢者も参加して、子どもに昔の遊びを教えたりして楽しそうに過ごしている。これも大切なまちづくりの活動だと思う」「勤医協でおこなっている地域訪問行動を私たちもしていきたい」などの声がありました。
 今後は、防災対策や見守り活動などでつながりを深め、町内会単位で懇談を開くことを確認しました。

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