ムーヴメント

5月12日「看護の日」 いきいきフェアに相談続々

2018年5月31日

道医労連 職員 友の会員40人が参加
気軽に声かけて

道医労連 職員 友の会員40人が参加
気軽に声かけて

 ナイチンゲールの誕生日にちなんで制定された「看護の日」の5月12日、北海道医労連札幌地区協議会は28回目の「いきいきフェア」を札幌チカホで開催しました。このイベントは毎年好評で、多勢の買い物客や観光客が訪れます。
 血圧測定、体脂肪測定の健康チェックのほか、栄養、介護など5つの相談ブースを設け、専門職が対応しました。また、看護師・介護士の増員を求める署名を呼びかけ、158筆が寄せられました。
 血圧測定ブースでは「血圧が高くなるときはどんなとき?」「高齢になるほど高くなるの?」などの質問が寄せられ、バランスの良い食生活や継続的な運動をするよう看護師がアドバイスしました。初めて参加した中央病院の富永美波さんは、「普段接している入院患者さんとは違って生活状況がまったく分からないので生活背景を想像しながらお話を聞きました。病院でも今日の体験をいかしていきたい」と話しました。
 薬の相談ブースにも多くの方が訪れました。東区ひまわり薬局・薬剤師の洞赴瑠さんは、「サプリメントと処方薬を同時に飲んでもいいかという質問がありました。薬局と関わりのない人も相談できるいい機会だと思います」と話します。
 歯科相談ブースで対応したふしこ歯科診療所・歯科衛生士の藤谷もも子さんは、「日常の不安や家族のことを聞いてほしいという相談者の強い思いを感じて、気軽に会話できる場が必要だと感じました」と話しました。

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