ムーヴメント

地域の人と交流の場を 町内会も協力

2018年6月28日

「サロン新発寒」1周年

「サロン新発寒」1周年

 「サロン新発寒ひだまり」この5月に1周年を迎えました。西・手稲健康友の会は、要支援の介護保険給付外しなどの制度改悪に胸を痛め、「居場所」づくりを検討しました。趣旨に賛同した地域のキリスト教会が場所を提供し、月一度開催しています。
 15日の「サロン」には20人が参加。毎回、一人ひとりの血圧や体脂肪を測り、健康チェック記録カードに記録します。「健康管理ができて安心」と好評です。体を軽く動かし、嚥下体操で口をほぐしたところでお楽しみの食事です。
 メニューは天ぷら盛り合わせ、吹雪汁、十六穀ごはん、デザートには水羊羹。食後は「知床旅情」「バラが咲いた」を合唱しました。参加者は「町内会の回覧板で知り、初めて参加しました。食後にみんなで歌って交流するのが楽しいですね」と笑顔をみせます。
 季節に合わせた献立、レクリエーションの内容は月一回のボランティア会議で検討します。
 告知は、口コミや友の会新聞折り込み、生協の店舗前でのチラシ配布などをおこなっています。連合町内会に相談して回覧板にチラシを入れました。町内会館の掲示板にもポスターを掲示すると、町内からの参加者も増えました。また、教会の牧師さんも近所に案内をしてくれます。
 「広く町内会に呼びかける活動」として、札幌市社会福祉協議会から助成を受けています。「仲間を増やして、続けていくことが課題です」と、友の会の工藤和栄さん、柳田トモ子さんは話しています。

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