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お茶の作法を教えて

2018年7月26日

体験型の企画が人気
道東勤医協 地域カフェすずらん

体験型の企画が人気
道東勤医協 地域カフェすずらん

 17日、道東勤医協サービス付き高齢者住宅すずらんで毎月定例の居場所づくり活動「地域カフェすずらん」が開催されました。


 今回の企画は「御点前体験」。お茶が趣味の職員が先生になり、飲み方や作法を紹介します。用語や所作の意味、由来の説明に、「三口で飲むんでしょ?」「どうして茶碗を回すの?」など、参加者から次々と質問が飛び出します。先生が点てたお茶を一服いただき、今度は参加者が点てます。茶筅の持ち方と動かし方を習い、いざ挑戦。「やってみると難しいわねぇ」「見てると簡単そうなのにねぇ」と、初めてのお点前を楽しみました。
 地域カフェすずらんは、2016年7月に始まりました。「開かれた高齢者住宅」として交流の拠点として活用したいと、地域の老人クラブや町内会と懇談すると「一人暮らしの高齢者が増えていて、町内会でも心配している」という声があり、地域包括支援センターの協力を得ながら、高齢者だけでなく地域住民が気軽に交流できる居場所とすることにしました。毎月、地元のボランティアと職員が協力しながら、さまざまな企画を用意しています。
 毎回参加している方は、「いろいろな体験ができて勉強になる」「ひとりで来ても、いろんな人と会話できる」「開催を心待ちにしている」と喜んでいます。
 高齢者住宅すずらん所長の吉野整子さんは、「カフェの日にはすずらんの入居者さんも会場に集まり、地域の方と同じテーブルで交流しています。今では、町内会の新年会や夏休みのラジオ体操など、町内会のとりくみにもすずらんの入居者が参加し、地域との結びつきが強くなっています。これからも体験型や季節感を出した企画で、仲間を増やせる交流をめざします」と話します。

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