ムーヴメント

より強く社会保障充実を求める

2018年8月16日

「国の責任で医療と介護の充実を求める北海道集会」実行委員会結成

「国の責任で医療と介護の充実を求める北海道集会」実行委員会結成

今回選出された実行委員会のメンバー

 2016年から開催してきた「国の責任で医療と介護の充実を求める北海道集会」を、幅広い団体・個人でとりくもうと呼びかける集会が7月28日に札幌市内でおこなわれ、実行委員会が結成されました。
 実行委員会に先立って、イギリスの社会保障制度をテーマにした映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」の上映をおこない、70人が鑑賞しました。
 実行委員会準備会を代表してあいさつした太田美季道民医連事務局長は、「安心して医療・介護を受けるためには社会保障費予算を増やす必要がある。そのために患者・利用者とその家族、医療や介護の関係者が交流し、声をあげていきたい」と語りました。
 実行委員会では、来年6月に集会を開催すること、会議を定期的に開くことを提案。実行委員長に太田美季さん、副実行委員長に鈴木緑さん(道医労連)、河原政勝さん(『介護に笑顔を!』連絡会)を選出しました。
 参加した団体の代表からは、「難病医療の制度改定により全国で15万人の助成が打ち切られた。国に制度の見直しを求めていきたい」(難病連)、「国立八雲病院の医療機能が札幌と函館に移されようとしている。患者。働く者の声を聞いてほしい」(医労連)。「北見は国保の資格証や短期証の発行が多く、先日の相談会でも切実な声が寄せられた」(オホーツク勤医協)などの実態が語られました。

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