ムーヴメント

「平和な時代に生まれたい」

2018年8月16日

戦争体験聞く 平和のつどい
道北・ながやま医院

 友の会員の神長健さん(元教職員)が所有していた原爆の写真を活用して学習しようと7月20日~8月9日に道北勤医協ながやま医院の玄関風除室で原爆写真展をおこないました。また、ながやま医院と友の会の地域班が実行委員会となり、3人の戦争体験者からお話を聞く「平和のつどい」を7月30日に開催。30度を超える猛暑の中、34人が参加しました。
 一人目の戦争体験者は93歳の柴田誠吾さん。平和のつどいの実行委員長です。愛別町で暮らしていた柴田さんは陸軍下士官候補に志願。大樹町に駐屯していた1945年7月15日に北海道空襲があり、グラマン戦闘機に向かって銃撃したといいます。「当時は軍国主義教育でマインドコントロールされていた。信じることはその人にとって幸せや喜びだと思うが、間違ったことを信じてしまうとオウム真理教のようになってしまう。私も間違ったことを信じてしまった。生まれ変わるとしたら平和な時代に生まれたい」と語りました。
 二人目のAさん(93歳・女性)はご主人との結婚生活を中心に語りました。結婚当日に結婚相手を知るという時代だったといいます。夫は陸軍中野学校を経て憲兵となり、1945年3月10日の東京大空襲の頃は東京にいましたが、その後、北朝鮮へ移され、そこで終戦を迎えました。
 「戦後は旭川の大手民間企業に勤めましたが、元憲兵だったので周りの人から疎外された。戦争中のことは一切話さず、笑顔のない家庭で本当に苦しかった」と語りました。
 三人目のBさん(89歳・男性)は体調不良のため、聞き取りをしていた神長健さんが代弁。東京大空襲の焼夷弾による被害の状況を生々しく語りました。
 ながやま医院の伊藤哲二事務長は、戦前戦後の民医連運動を紹介。民医連が戦争政策に一貫して反対する理由などを話しました。
 実行委員会では今後も「平和のつどい」を続けていくことにしています。

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