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札幌で熱中症死 生保利用者の熱中症対策を

2018年8月16日

道社保協など札幌市に申し入れ

 道内でも猛暑が続き、熱中症が多発する中、7月29日、札幌市で生活保護を利用していた一人ぐらし女性(66歳)が熱中症で死亡しました。5月上旬に電気が止められクーラーも扇風機も使用できない状態でした。
 福祉事務所は3ヵ月ごとに訪問することになっていましたが、今年1月の訪問以来、面接できていませんでした。予定通り面接していたら最悪の事態は避けられたかもしれません。
 この事件を受けて2日と9日、札幌社保協、道生連は札幌市に対し、生活保護利用者への熱中症対策の徹底、北電などの事業者との情報共有と適切な支援など4項目を申し入れました。
 今年4月から生活保護を利用しエアコンを所有していない人などを対象に、エアコン購入費用を補助する制度ができました。その徹底と、すべての生活保護利用者を対象にすること、電気料金の支払いにあてる「特別夏期手当」を新設することなどを求めました。
 札幌市は、なぜケースワーカーが予定通り面接しなかったのか、電気が止められたのはなぜかなどの質問に回答できず、申し入れ内容とともに文書で回答することを約束しました。
 また、北海道勤医協芦別社員支部などが芦別市に対して、熱中症対策の緊急申し入れをしています。

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