ムーヴメント

福島と北海道 連帯の心を伝え

2018年12月13日

道勤看護部 福島民医連看護部を訪問

後列 郡山医療生協の石井智子看護部長と七海祥子師長
前列 冨樫真紀札病副総師長、須田倫子道民医連副会長

 北海道勤医協看護部門は7日、福島民医連の医療生協わたり病院、郡山医療生協桑野協立病院、浜通り医療生協小名浜生協病院の看護部を訪問し、今後の連帯活動について交流しました。須田倫子道民医連副会長が報告します。

 

 東日本大震災と福島第一原発事故から7年半、今も原子力発電所事故は収束せず、苦しみが続いています。福島民医連の看護職員は自ら被災しながらも、地域の医療機関、福祉施設などで民医連の役割を果たそうと力を合わせて職務に励んできました。
 民医連は全国支援をいち早く開始しました。福島の職員が大いに励まされ「民医連に働いていて良かった」という声も寄せられました。震災から数年たち、福島や職場に戻ってきた職員も少なくありません。
 北海道勤医協看護部門は、「離れていても心はいつも福島を応援しています」と、「連帯の心」のメッセージを毎年贈っています。
 北海道胆振東部地震では全国各地、そして福島県連看護部門からもたくさんの励ましをいただきました。今回はそのお礼を伝えるとともに、震災から現在までの歩みをうかがい、今後の連帯活動につなげていけるよう交流しました。


顔が見える連携を


 原発事故後、福島県では医師・看護師が激減し、病院の維持、地域住民・避難者の診療を続けることに大きな困難が生じました。福島民医連は職員の「現地に残るのか、他の地に避難するのか」どちらの選択でも受け入れ、その選択をみんなで支えようと職責者で意思統一しました。放射線の影響をめぐる問題で不安や風評が絡みあう状況のもとで、未就学児童を持つ職員全員の面接や子育て看護師へのアンケートをおこない、職員の不安や苦しさに寄り添ってきました。
 東日本大震災・原発事故を機に、「互いの顔が見える連携」が広がり、福島市では「福島の医療を守ろう」と病院看護部長会が発足し、年3回交流しています。いわき市でも地域の看護管理者ネットワークが進んでいます。原発事故は、生業、ふるさと、多くの尊いいのちを奪いました。今後も被災地の人々と奮闘している福島民医連の仲間と連帯し、ともに何ができるかを考えていきたいと思います。

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