ムーヴメント

人生の最終段階を考える

2019年4月11日

北海道勤医協 在宅医療委員会
アドバンス・ケア・プランニング学習会

 3月22日、北海道勤医協の在宅医療委員会は「アドバンス・ケア・プランニング」(以下ACP)をテーマに在宅医療・介護セミナーを開催し、41人が参加しました。


 ACPとは、患者・利用者さんが終末期や判断能力をなくしたときにそなえ、本人と家族や近しい人と医療・ケアスタッフが話し合いながら治療やケアの方針について事前に確認するプロセスです。
 はじめに吉澤朝弘在宅医療委員会委員長(西区病院副院長)がACPについて、「患者さんの心身の状態や病態は常に変化するので、何度も繰り返し話し合うことが重要」と留意点などを説明しました。
 その後のグループワークでは、参加者自身が人生の最終段階に差しかかったことを想定して要望書を作成しました。「自分は最後に何をしたいのか」を考えると難しく、実際に要望を書こうとしてもなかなか表現することができません。この演習で感じたこと、気づいたことをグループで話し合い、 ACP実践の難しさと、多様な価値観があることを学びました。
 参加者は、「ACPの実践について積極的に考える機会になった」「他職種でおこなうグループワークが新鮮だった」などの感想を寄せました。(荻生剛毅・札幌みなみ診療所)

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