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伏古10条クリニック さっそく地域訪問へ

2024年9月13日

秋の月間スタート

秋の月間スタート

 今年も友の会員拡大強化を進める「秋の月間」がスタートしました。全道の法人、事業所でスタート集会や地域訪問行動が始まっています。9月4日には北海道勤医協伏古10条クリニックの職員・友の会員が地域訪問へ。道南勤医協もスタート集会をひらき、目標を確認しています。

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 伏古10条クリニックの訪問行動には職員と友の会員24人が参加。訪問前に札幌東健康友の会の阿部真智子会長は、「物価高で疲弊しているのに、政府が減反政策を続けてきた影響でお米もない状況が続いています。地域の人の声を聞いて、月間をやって良かったねと言えるように頑張りましょう」と呼びかけ、2〜3人一組で一斉に地域へ出かけました。伊志嶺篤院長も先頭に立ち、看護師の尾崎朋子さん、外来クラークの山元百恵さんとともに地域をまわりました。

 「こんにちは、勤医協から来ました!」。はじめは警戒して様子を伺いながら玄関を開ける人も、院長と看護師の訪問に喜び、対話を始めると話が止まりません。「いま一番困っていることは何ですか?」伊志嶺医師の問いかけに、「病気や物価高、除雪も心配。全部困っています」と思いが溢れます。「1年で20キロも痩せたのよ」と心配する高齢の女性は、病院には行っていないといいます。できるだけ早く受診するよう勧めました。

 訪問を終えて尾崎さんと山元さんは、「多職種で訪問することでいろいろな相談に対応できるし、話しにくいことも医療者だと安心して話してくれるので、大切な行動だと思います」と話しました。

 95歳の患者さんにピアノを演奏してもらった職員も。「病院での様子とは違って、自宅での元気な姿を見られて良かった」と喜びました。

 伊志嶺院長は、「訪問すると地域の事情や患者さんの暮らしがわかります。経営が大変なときだからこそ、多くの人が訪問行動に参加して、リアルな声を聞いてほしい」と呼びかけます。


会員300人 「元気」20部拡大を

スタート集会で目標確認

道南勤医協

 道南勤医協は9月4日に「まちづくり月間」スタート集会を開催しました。友の会員300人、「元気」20部拡大などの目標や重点課題が提起されました。新たに推進本部長となった川口篤也理事長は「特定健診、大腸がん検診を多くの方に実施してもらい、地域の健康づくりにとりくもう」と呼びかけました。

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