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今も400人が仮設住宅に

2019年6月13日

道民医連事務局研修会で厚真町を訪問

 北海道民医連事務局は5月27~28日に研修会をおこない、震災から9ヶ月が経過した厚真町を訪ねて現状を学びました。


 厚真町役場の担当課長は、復興の現状を報告。現在も仮設住宅などに約400人が住み、社会福祉協議会の相談員が月に1回ほど訪問しているといいます。
 伊藤ふじお町議(日本共産党)の案内で被災地をまわりました。19人が犠牲となった吉野地区では、土砂に押しつぶされたままのトラクターの残骸が放置されているなど、震災の爪痕が残されていました。
 町の中心部にある仮設住宅に住むご夫婦は、2人で4畳半2部屋の生活で「隣近所の話し声が響いてくるのがストレス。相談員が訪ねて来るけれど、ほんの数分で帰ってしまい、生活の困りごとなどは相談できない」と辛さを語りました。
 新興住宅地に住む丸山聡史さんは、「この地域は避難所に行ける人が少なかったので町からは『被災者』として扱われず、支援物資も届かなかった。独自のネットワークでボランティアや支援物資、炊き出しなどを手配して何とか生活を維持することができた」と壮絶な体験を語りました。
 参加者は、「むかわや安平の状況も聞きながら、継続した支援をしたい」と感想を寄せました。(木幡秀男・県連事務局)

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