ムーヴメント

潜在する被害者の掘り起こしを

2019年7月11日

室蘭で「アスベスト健康被害相談会」ひらく

 6月29日、勤医協室蘭診療所で無料の「アスベスト健康被害相談会」を開催し、3人が相談に訪れました。
 室蘭市は鉄鋼の生産や造船などがおこなわれ、石綿など有害物質を使用していた企業が数多くありました。労働者がアスベストを吸って肺の病気になり、呼吸困難を引き起こしたり、中には亡くなる方もいます。そこで毎年、室蘭市でアスベスト相談会をおこない、呼吸器の専門医や弁護士、専門相談員が対応しています。
 今年は勤医協中央病院の中野亮司副院長、小川浩司事務員と谷地和憲弁護士、現地実行委員5人が参加しました。
 相談に訪れた方は、「石綿に関する健康管理手帳」の申請や治療を継続するための手続きについて質問しました。相談員は、手帳取得の対象となる方に手順を詳しく説明し、手続きをすすめることにしました。
 今回の相談者は少なかったものの、アスベストによる健康被害者はまだ多く潜在している可能性があります。実行委員会は一人でも多くの方を相談につなげられるよう、今後も関係各所と連携しながらとりくむことにしています。(室蘭アスベスト被害相談会現地実行委員会事務局・盛広和)

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