ムーヴメント
多職種で連携してチーム医療を
2024年11月22日
オンラインで看護師中堅研修会ひらく
オンラインで看護師中堅研修会ひらく
11月7日、「地域の患者・利用者の在宅療養生活をつなぐ看護の推進」をテーマに、「北海道民医連2024年度看護師中堅研修会」(エイチ・エム・メディカル協同組合主催)がオンラインで開催され、道内の病院・診療所、訪問看護ステーションの中堅看護師29人が参加しました。
勤医協福祉会勤医協東訪問看護ステーションしのろステーション副センター長の室田ちひろさんが、「地域で生きることを支える看護の役割」と題して講演。本人と家族に寄り添い、日々の生活を支えながら多職種でACP(アドバンス・ケア・プランニング)にとりくんだ事例を紹介。室田さんは、「自分たちの尺度で在宅療養は無理だと決めつけず、どうしたら在宅で療養することができるかチームで検討すること。悩んだらまず訪看に相談してほしい」と強調。多職種と連携して考え、チームで実践することが重要で、それが中堅看護師の役割でもあるとのべました。
講演後にグループワークで、悩みや苦労していること、役割などを話しあいました。参加者から、「新たな視点での気づきや学びを得ることができ、視野が広がった」「自分たちの部署での看護に活かしたい」などの感想が寄せられました。(久保田千香子・北海道勤医協)