ムーヴメント
職場で語る 平和への思い
2025年1月24日
勤医協中央病院・東区ひまわり薬局
平和学校の「伝達学習会」ひらく
勤医協中央病院・東区ひまわり薬局
平和学校の「伝達学習会」ひらく
昨年、道民医連の主催でこれまで2クールが開催された「第32期平和学校」に15人の職員が参加しています。受講生たちはそれぞれの職場で「伝達学習会」を開き、学んできたことを報告しています。(岸上利光・県連事務局)
昨年12月26日、勤医協中央病院を会場に伝達学習会を開催し、中央病院と東区ひまわり薬局から26人の職員が参加。Eさん(医事2課)とOさん(東区ひまわり薬局)がそれぞれ報告しました。
Eさんは、北海道ノーモア・ヒバクシャ会館で聞いた被爆体験や、朝鮮人強制労働がおこなわれた藻岩発電所などを訪問して学んだことを報告。「戦争の犠牲者がこんなに近くにいたことに驚いた。実際に訪れることで知らなかった歴史を感じることができた。戦争は被害を受けるでなく、加害者にもなることも学び、絶対に戦争する国にしてはいけないとあらためて思った」と話しました。
原水禁世界大会にも参加したOさんは、「平和とは、戦争しないことだけでなく、差別や人権侵害のない社会をつくることであると学んだ」と話しました。
参加者から「藻岩山は夜景のイメージしかなく、強制労働の歴史は初めて知った。報告を聞いて実際に自分も現地に行ったように感じた」と感想を寄せました。
1月22日には第3クールをおこない、平和アクションプランなどを作成しました。