ムーヴメント

国と東電は責任果たせ 横断幕を手に黙祷

2020年3月26日

3・11から9年 鎮魂と連帯行動

3・11から9年 鎮魂と連帯行動

 寒風が吹きつける3月11日、北海道原発連と国民大運動実行委員会による東日本大震災・福島第一原発事故から9年の「鎮魂と連帯行動」がおこなわれ、JR札幌駅南口広場に市民団体から20人が参加。各団体の代表が交代でマイクを握り、市民に訴えました。
 道民医連の木幡秀男社保・広報部長は、東日本大震災の5年前に、国会で福島第一原発の電源喪失による大事故の可能性が野党議員から指摘され、改善を求めたときに、当時の安倍首相は「安全だ」と答弁したことを紹介。「福島第一原発事故は避けることができたはずなのに、対応しなかった。国と安倍首相の責任は重い」と強調しました。
 日本共産党の畠山和也さんは、石巻市にいた家族が被災したときの家族とのやり取りや自身の思いを語り、「9年経っても多くの人々が避難生活を強いられている。国や東京電力は責任を果たすべき」と強調しました。
 参加者は震災のあった午後2時46分に、横断幕を手に黙祷しました。

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