ムーヴメント

不戦の誓い 次世代へ

2026年4月9日

勤医協福祉会が「平和ツアー」開催

勤医協福祉会が「平和ツアー」開催

 3月19日、勤医協福祉会は第3回「平和ツアー」を開催し、職員19人が参加。被爆体験の継承や、戦時下で信念を貫いた小林多喜二の足跡を辿ることを通じ、平和の尊さを学びました。


 はじめにノーモアヒバクシャ会館(札幌市白石区)を訪問。8歳の時に長崎で被爆した宮本須美子さんから講話を聞きました。宮本さんは「核の抑止力はまやかし。戦争がなくなるまで語り続けていく。若い皆さんに引き継いでほしい」と力強く訴えました。続いて、北海道被爆者連絡センターの北明邦雄代表理事の案内で展示を見学し、核兵器の非人道性を再確認しました。


 次に、勤医協中央病院敷地内にある「9条の碑」を見学。湯本亘課長(同院地域医療課)から建立の経緯について解説を受けました。「身近な場所に平和への願いが込められた碑があることを初めて知った」と話す参加者もいました。


 午後は小樽市へ移動し、小林多喜二祭実行委員会の大地巌さんのガイドで、多喜二ゆかりの地を巡りました。小樽警察署や地獄坂、小樽商科大学などを訪ね、小樽文学館ではデスマスクや直筆原稿を見学。侵略戦争に反対し、29歳の若さで特高警察に虐殺された多喜二の生涯を辿りました。

 帰路の車中では、「命を懸けて戦争反対を叫んだ歴史を初めて知った」「治安維持法についてもっと学びたい」といった感想が寄せられ、平和を維持するための決意を共有する機会となりました。(岸上利光・県連事務局)

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